高取城は奈良盆地と吉野川に挟まれた標高583mの高取山山頂に築かれた山城。南北朝時代にこの地を納めていた越智氏が1332年(元弘2・正慶1)に奈良と吉野を結ぶ要衝の芋が峠を監視するため築いたといわれる。一時信長の命で大和郡山城を除く大和の諸城が取壊され廃城となるが、現在残る石垣の城は豊臣秀長の重臣本多利久・俊政(利朝)親子が近世山城として大改修したもの。当時は、それぞれの曲輪には総延長3.5kmに及ぶ石垣が巡り、27基もの櫓が設けられ、高石垣は高いところでは12mに達し、本丸北西隅には三重の天主がそびえ小天守と多門櫓で連結されていた。1600年(慶長5)の関ヶ原の前哨戦による西軍の攻撃、また1863年(文久3)には天誅組の攻撃を受けたが守り勝っている。岩村城・備中松山城とともに三大山城と呼ばれている。
番号 | 日本100名城 61(日本100名城について) |
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名称 | 高取城(たかとりじょう) |
住所 | 〒635-0101 奈良県高市郡高取町高取 |
電話 | 0744-52-1150(観光案内所 夢創館) |
アクセス・スタンプ設置場所 | 近鉄吉野線「壺阪山」駅から奈良交通バス「壺阪寺行き」で「壺阪寺前」下車徒歩約40分 利用時間:見学自由(随時) 駐車場: ・高取城には駐車場なし。但し、高取城道路終点通行止めに若干の駐車スペース有り ・手前の「壺阪寺」には有料駐車場有り ◆日本100名城スタンプ設置場所 ・高観光案内所 夢創館 <観光案内所 夢創館> 営業時間:9:30~16:30 休館日:年末年始 住所:奈良県高市郡高取町上土佐20-2 ※掲載情報は2024年7月現在 ※スタンプ設置場所や営業時間は下記サイトなどで最新情報をご確認ください。設置場所の変更情報はこちらを参照ください。 |
HP |
・高取城(高取町観光ガイド)
・観光案内所 夢創館(高取町観光ガイド) |
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管理人は2010年7月17日、高取城に登城。 » 高取城の記事を検索