白河小峰城 | 日本100名城ガイド

陸奥関門として重要な地であった小峰ヶ岡に位置する。築城名人と謳われた丹羽長重がこの地に移り10万石の居城にふさわしい城に4年の歳月を費やして大改修した梯郭式の平山城。その後、松平定信をはじめ7家21代の大名が居城したが、1868年（慶応4年）戊辰戦争白河口の戦いで落城。1991年（平成3年）に三重櫓、1994年（平成6年)に前御門が江戸時代の絵図に基づき伝統工法による木造建築で復元され、平成の木造復元天守の第1号となる。

2011年(平成23)3月11日の東日本大震災で白河市は震度6強に見舞われ、本丸南面の石垣が幅約45mにわたって崩落したのをはじめ、石垣10ヶ所が崩壊。崩落した石垣と孕みなどにより復旧が必要な4か所の石垣の復旧工事を実施中だが、1期工事と2期工事により本丸南面の修復が完了し、見学が中止されていた三重櫓と前御門の公開が2015年4月に再開されている。

石垣復旧工事の進捗状況と寄附金は下記、白河市のHP参照
小峰城の石垣修復状況
小峰城城郭復元基金寄附金のご案内

白河小峰城の周辺地図

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