中城城は14世紀後半に、豪族の先中城按司が沖縄本島中部の中城湾を望む標高160mの石灰岩丘陵上に築城し、琉球を統一した尚巴志王の代から仕える護佐丸が15世紀前半、城を北東から西南にかけて六つの郭が連なる六連郭の構造へと拡大改修した。しかし1458年護佐丸は勝連城城主阿麻和利の陰謀によって尚氏から謀反を疑われ滅ぼされてしまう。その後、しばらく尚氏の王位継承者の領地となり城を使用していたと伝わる。1729年には一の郭に番所が置かれ地方行政の中心として機能し、1853年琉球に上陸したペリー艦隊の島内調査隊は、中城城の高度な石垣技術を称賛している。2000年(平成12)にはユネスコの世界文化遺産に登録された。
番号 | 日本100名城 99(日本100名城について) |
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名称 | 中城城(なかぐすくじょう) |
住所 | 〒901-2402 沖縄県中頭郡中城村字泊1258 |
電話 | 098-935-5719(中城城跡共同管理協議会) |
アクセス・スタンプ設置場所 | 那覇バスターミナルから「宜野湾詩市行き」で「普天間」または「普天間入口」下車、タクシーに乗り継ぎ約5分。 観覧時間:8:30~17:00、(5~9月)8:30~18:00 休園日:年中無休 観覧料:大人400円、中高校生300円、小学生以下200円 駐車場:無料 ◆日本100名城スタンプ設置場所 ・入城受付 ※掲載情報は2024年11月現在 ※スタンプ設置場所や営業時間は下記サイトなどで最新情報をご確認ください。設置場所の変更情報はこちらを参照ください。 |
HP | ・中城城跡 公式ホームページ |
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管理人は2010年1月23日、中城城に登城。 » 中城城の記事を検索