郡山城は14世紀半ば、毛利氏が郡山南東に小規模な山城を築いたのが始めといわれる。16世紀中頃、毛利元就は標高390mの郡山全体を要塞化し、山頂の本丸を中心に多くの尾根に270もの曲輪を配した西日本最大級の中世山城に拡張改造した。その後、元就の孫の輝元も城の整備を行ったが、山城の限界から広島城を築いて1591年(天正19)本城を移した。1600年(慶長5)の関ヶ原の戦いの後、毛利氏は大きく所領を削られ周防・長門へ移り、広島城・郡山城を含む安芸は福島正則の所領となった。その後、江戸時代初期に廃城となり堀も埋め立てられたが、石垣や土塁の一部や曲輪の跡が現在でもみられる。
番号 | 日本100名城 72(日本100名城について) |
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名称 | 郡山城(こおりやまじょう) |
住所 | 〒731-0501 広島県安芸高田市吉田町吉田字郡山 |
電話 | 0826-42-0070(安芸高田市歴史民俗博物館) |
アクセス・スタンプ設置場所 | ・自動車:中国自動車道 高田インターから10分 ・バス:広島バスセンターから吉田出張所行き(約1時間20分) 安芸高田市役所前下車 徒歩5分 ・JR 芸備線向原駅からタクシー15分(徒歩は困難です) (※広島市内からの場合は、バスがお勧め) 【利用案内】 ・大通院谷公園P→郡山城跡 随時 ◆日本100名城スタンプ設置場所 <安芸高田市歴史民俗博物館> ・営業時間:9時〜17時 ・休館日:毎週火曜日(火曜が祝日の場合は翌日)、祝休日の翌日、12月29日〜1月3日 ※臨時休館中を除き土日祝日は通常開館 ※掲載情報は2022年6月29日現在 ※スタンプ設置場所や営業時間は下記サイトなどで最新情報をご確認ください。設置場所の変更情報はこちらを参照ください。 |
HP | ・安芸高田市歴史民俗博物館 |
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管理人は2011年9月8日、郡山城に登城。 » 郡山城の記事を検索