平戸港に突き出た三方を海に囲まれた標高約53mの亀岡山に、1704年(宝1)平戸藩5代藩主松浦棟が山鹿流の築城術を用いて築城に着手し1718年(享保3)完成された平山城。この地は、かつて初代松浦鎮信(法印)が1599年(慶長4)に日之嶽城を築いたが、幕府よりの改易を恐れ、1613年(慶長4)自ら城を焼き捨てた経緯のある地である。山頂から海岸線に接する麓まで亀山全体を城域とし、各郭は地形に合わせた不整形な形状で、至る所に山鹿流軍学の複雑な折れを構成している。天守はなく、二の丸乾三重櫓を天守代用とした。明治になり狸櫓と北虎口門(搦手門)を残し城の建物は解体された。1962年(昭和37)本丸沖見櫓跡に三重五階の模擬天守を建て、さらに見奏櫓・乾櫓・地蔵坂櫓・懐柔櫓が復興された。
番号 | 日本100名城 90(日本100名城について) |
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名称 | 平戸城(ひらどじょう) |
住所 | 〒859-5121 長崎県平戸市岩の上町1458 |
電話 | 0950-22-2201(平戸城指定管理者) |
アクセス・スタンプ設置場所 | 松浦鉄道西九州線「たびら平戸口」から「西鉄バス平戸行き」で約10分「平戸市役所前」下車徒歩約5分 開館時間:(4月1日~9月30日)8:30~18:00、(10月1日~3月31日)8:30~17:00 入館料:大人520円、高校生310円、小中学生200円 駐車場:あり ◆日本100名城スタンプ設置場所 ・平戸城現天守閣 ※掲載情報は2024年11月現在 ※スタンプ設置場所や営業時間は下記サイトなどで最新情報をご確認ください。設置場所の変更情報はこちらを参照ください。 |
HP |
・平戸城公式ウェブサイト
・平戸城(平戸市サイト) |
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管理人は2012年4月13日、平戸城に登城。 » 平戸城の記事を検索