2010/12/31 カテゴリ:登城録(中国・四国地方)
さて、今日は四国編最終日です。先ずは「はりまや橋」へ。20代の頃、ここへ寄りましたが、その当時は国道の脇に欄干があっただけで興ざめでしたが、チャンと観光用の橋ができています。
朝市を抜けて高知城へ向かいます。朝から人が多いですね。
高知城着。高知は何度か行ったことはありますが、お城は未だ登っていませんでしたね。
板垣退助の銅像がお迎えです。ちなみに板垣退助の墓はご近所の品川神社境外、社の裏手にありますよ。
高知城天守閣を見学して、市内散策です。坂本龍馬の誕生の地へ向かいます。
土佐藩の下屋敷が品川の立会川にあり、坂本龍馬も下屋敷から海岸(浜川砲台)まで沿岸警備のため毎日通っていたとか。この浜川砲台跡にプラスティック製の龍馬像がありましたが、平成22年に立会川の駅脇に桂浜の龍馬像の小振で20歳の龍馬をブロンズで再現されたものが建ちました。また土佐藩15代山内容堂(福井藩主松平春嶽、宇和島藩主伊達宗城、薩摩藩主島津久彬とともに「幕末の四賢候」と呼ばれる)の墓も京急鮫洲駅西の土佐山と呼ばれていた小高い丘の上にあり、時代は違いますが皆さんご近所さまだったのですね。
龍馬誕生の地。ビルの間に挟まれています。碑の字は、内閣総理大臣吉田茂。龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日には,毎年ここで龍馬誕生祭が行われているとのこと。
昔来た時はなかった高知県立 坂本龍馬記念館を見学。龍馬が兄や姉、お登勢等に宛てた手紙が展示されており、近江屋も再現されています。
桂浜の坂本龍馬像。この像を修復したときの破片が品川立会川のブロンズ像にも入っているとのことです。桂浜の龍馬像は高さ5.3m台座を含めると13.5mと大きいですね。
あちこち見て回り、もう13時です。明らかに予定時間オーバーです。龍馬記念館で時間を取られました。
次が今治。四国も高速道路ができて便利になりましたね。四国の高速道路ができ始めの頃は、サービスエリアにオーバーヒート対策で水が用意されていましたよ。石鎚SAで休憩して16時今治着。今治は全国一のタオル生産地。
今治城は藤堂高虎によって築かれた五重天守をもつ海城。今治城明治維新後取壊されては石垣だけになっていたものを、今治はお金がありますね。市民の寄付で天守閣等城を復元したとか。
今治城は日本三大水城※ともいわれ、広い水掘りと高い石垣で構成されてます。 ※高松城(香川県高松市)・今治城(愛媛県今治市)・中津城(大分県中津市)
築城の名手、藤堂高虎の銅像が本丸に。宇和島城、篠山城、伊賀上野城なども藤堂高虎が手掛けたとか。
天守は1960年(昭和55)に本丸跡に再建された模擬天守で、内部は歴史資料館となってます。
幅の広い堀が巡ってます。瀬戸内海が一望です。
ここで3日目は終了、一路松山へ。
開けて9/13松山城へ登城。これで四国は制覇です。松山と言えば坊ちゃんと道後温泉ですね。
午前中、東温泉市にある「坊ちゃん劇場」でミュージカル「正岡子規」を観劇。脚本・演出のジェームス三木さんが、ちょうどみえてました。
松山に戻り、妻の実家から歩いて城山へ。松山城ロープウェイ乗り場で、坊ちゃんの登場人物のお出迎えです。
いましたいました、マドンナがロープウェイの案内掛りです。
何度も松山へは行ってますが、写真を撮る目的だけで松山城へ登城するのは初めてです。改めて観ると立派な城ですね。
松山城マスコットキャラクターの「よしあきくん」です。始めまして。よしあきくんは松山城を散策しているようですが、今日はお人形でした。
今夜は「お好み鉄板 すみれ」でお好み焼きです。四国城巡りお疲れ様でした。明日東京に戻ります。
何とか、紅白を聴きながら、今年の城巡りUPしました。年内に間に合いましたね。これから年越し蕎麦です。
良いお年をお迎えください。