2011/09/05 カテゴリ:登城録(中国・四国地方)
ただいまー!無事着です。
本日も、台風の余波。晴れたり、急に雨が降ってきたり。萩から津和野を巡り、下関から関門橋を渡り九州に一瞬入り、関門トンネルで再び本州に戻り、宇部空港から東京へ。今回の城巡り、走行キロ1200kmでした。台風に翻弄された旅行でした。中国地方制覇です。
写真は津和野です。
津和野の弥栄神社に伝わる古典芸能神事の鶴舞の像が。
津和野城はこの町の南端の標高370mの霊亀山の丘陵上にありますが、現在は観光リフトがあるため、これを利用です。但し、リフトを降りてから20分程度、小雨降る中、山登りが続きます。途中石垣が崩れていて修復中の箇所が何箇所も。
山城です。前に小谷城へ行った時、「熊注意」の看板で、怖い思いをしたため、それ以降「熊よけの鈴」を購入。これを付けての登城です。
チリン、チリンと雨に濡れた山道を鈴音を鳴らしながら大手道を登ります。
雨がきつくなりました。東門跡はブルーシートと、橋が架かり工事をしています。
雨が降ったりやんだりですが、やはり城跡は見晴らしがいいところにありますね。上の写真は三十間台。下の写真は手前が人質櫓台、その先が三の丸と南門跡。
天守台は一番高い三十間台の西側の一段低い場所にありました。
津和野川が蛇行しているところが津和野の城下町。結構高い所に城がありますよね。
リフトが急なので、傘をさしながらフラフラしながらの下山です。蝉がまた鳴きはじめました。雨あがるかな。
帰りの飛行機の時間までは、随分時間があるので、壇ノ浦古戦場散策へ。予定していた唐津市場はパス。台風一過こちらは晴れに。途中、壇ノ浦パーキングへ寄って関門橋を下から観たいということで、寄りましたが、壇ノ浦へ行く出口がないことに気づき唖然。出口は既に通過してしまった下関ICということなので、やむなく関門橋を渡り、門司港ICで降り、今回は予定のない九州へ上陸してしまいました。
仕方がないので、門司港レトロ・エリアで、休憩・散策し、関門トンネルを通って再び下関へUターン。
やっとこさ、壇ノ浦に到着。
源平の合戦の場。ここから平氏の時代から武士を中心とした源氏の時代に。思っていた以上にメチャメチャ海峡が狭いので認識を新たに。
下の写真は壇ノ浦砲台跡。長州藩が攘夷決行のため、商船に砲撃を加え下関戦争が勃発。長州藩は圧倒的な武力の差から惨敗でしたが、これによって新たな歴史が動いていった、その場所です。
壇ノ浦から約1時間で宇部空港着。予定が大幅に狂った中国地方巡りでしたが、何とか予定した城は制覇できました。