カテゴリー:近畿地方
琵琶湖を一望する標高約495mの小谷山に浅井亮政が築城し浅井氏3代(亮政・久政・長政)の居城。築城については1516年1523年ころの説がある。三代目の長政は織田信長の妹お市の方を1567年(永禄10)正室として迎え信長 […]
彦根市街地の北部、標高約136mの独立丘陵に位置。関ケ原で勝利した徳川家康が石田三成の近江18万石を取り上げ、徳川四天王の一人、井伊直正に与えた。直正は三成の居城・佐和山城を取り壊し、すぐ近くに城を築こうとしたことに始ま […]
長篠・設楽原の戦いに勝利した織田信長は1576年(天正4)琵琶湖湖畔の標高約199mの安土山に、天下統一の拠点としての城、安土城を築き始めた。安土城は中心部の城壁をすべて石垣とし、五重の天守を建て、本丸内に豪華な御殿を建 […]
観音寺城は近江守護六角氏の居城で、繖山(きぬがさやま)全体に築かれた戦国時代最大級の規模をもつ広大な山城。応仁・文明の乱では、3度にわたり観音寺城が攻められたが撃退に成功している。六角高頼は室町幕府が弱体化すると勢力を伸 […]
二条城は、1600年、関ケ原の戦いで勝利した徳川家康が、上洛時の宿舎として1601年(慶長6)に築城に着手。天下普請により1603年に完成し、将軍就任の祝賀の儀を執り行った。当時は現在の東側部分の二の丸に相当する場所のみ […]
大坂城は、石山本願寺が織田信長の攻撃に10年の間耐え続けた水運の利に恵まれ要害堅固な上町台地の跡地に、豊臣秀吉が1583年(天正11)から築城を開始し、1585年(天正13)安土城を凌駕する黒漆喰塗で、金色に輝く彫刻がは […]
鎌倉時代末期、幕府を倒すため後醍醐天皇方の楠木正成が金剛山一帯に赤坂城(下赤坂城)・楠木城(上赤坂城)などからなる城塞群を築き、本城の上赤坂の背後に築いた詰城が千早城。千早川の渓谷を利用し、三方を絶壁で囲まれた山城で、背 […]
竹田城は1441年(嘉吉1)但馬守護山名宗全が築き家臣の太田垣光景を城主にしたのが始まりと伝わる。1569年(永禄12)織田信長の命で豊臣秀吉が但馬に侵攻し城主太田垣輝延は織田方に降伏するも1573年(天正1)毛利勢がせ […]
篠山城は徳川家康の命で1609年(慶長14)大阪や京都から山陰、山陽への街道が通る交通の要衝地、篠山盆地の独立丘陵に豊臣秀頼の大阪城攻略拠点として築城された。約8万人を動員した天下普請で、縄張りは築城の名手藤堂高虎、築城 […]
小笠原忠真が1617年(元和3)大阪の陣の軍功によって明石に入り10万石の明石藩が新設された。翌年、西国諸藩に対する備えとして2代将軍秀忠により築城の命が出る。幕府は普請奉行の派遣や普請費用の負担も行い、一国一城令(16 […]