カテゴリー:北陸・東海地方
高岡城は前田利家の嫡男、前田利長が、自身の隠居城富山城が城下からの出火により建物の大半が焼失したため、新たな隠居城としてこの地を選び築城に着手したものの一国一条令により、未完成のまま5年後に廃城になった城。城は広大な水掘 […]
七尾城は標高約300mの山上に築かれた能登守護畠山氏の居城。七尾という地名は、七尾城が築かれた松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾の七つの尾根に由来するといわれ、本丸の置かれた松尾から松尾城、末尾城の別名がある。この […]
金沢城は、犀川と浅野川にはさまれた小立野台地の先端に築かれた平山城。金沢城は1580年(天正8)加賀一向一揆の拠点となっていた金沢御堂を陥落させた佐久間盛政がその跡に築いた城を、1583年(天正11)前田利家が加賀支配の […]
柴田勝家の甥、勝豊が1576年(天正4)築いた丸岡城の天守は現存する最古のものといわれているが、慶長後期の特色もみられ、1613年(慶長18)に城主となった本多成重によって大改修されたか、このころの築城かともいわれている […]
一乗谷城は一乗谷館や、川沿いの武家屋敷や商人屋敷を含む城郭都市を指す。越前を支配する朝倉氏の政治・文化の中心地であり、応仁の乱で荒廃した京を逃れた多くの公家や高僧、文化人達によって栄えたが、1573年(天正1)織田軍の越 […]
信濃国から木ノ実峠を越えて三河国へ抜ける街道の要地にあり、標高約721mの日本最高地に築かれた山城で、高取城・備中松山城とともに日本三大山城といわれる。城山の山頂に本丸が築かれ、二の丸、八幡曲輪などが階段状に配置され、山 […]
岐阜城は、鎌倉時代初め二階堂行政によって標高336mの金華山(稲葉山)に朝廷への押さえのために砦を築いたのが初めといわれる。その後、戦国時代に斎藤道三が居城として稲葉山城を修築して城下を整備した。1567年(永禄10)こ […]
山中城は後北条氏(鎌倉幕府執権の北条氏と区別するため「後北条氏」または「小田原北条氏」と呼ばれる)の本拠地小田原城を守る箱根十城の一つ。箱根外輪山の西側に尾根筋を利用して東海道を城内に取り込み、障子掘りなどの特殊な空堀を […]
今川氏により築かれた今川館の位置に徳川家康が最初に城を築いたのは1585年(慶長12)。その後、家康の居城として大改修され、三重の水掘りをもつ輪郭式平城には六重・七階の天守が建ち東海道を見下ろしていたという。かつては勇壮 […]
守護大名今川氏が重臣の朝比奈泰煕に命じて、逆川北沿岸にある天王山に拠点を築かせた。これが掛川古城と呼ばれる城で、1512年頃に西南尾根続きに掛川城が築かれた。今川義元が織田信長に討たれ、朝比奈氏は徳川勢に包囲され半年以上 […]